第6回は、ヒロイン達をさらに詳しく紹介シリーズ①椎名京編
寮で大和を起こす事が日課の京。
一方、隣の部屋では風間がクッキーに起こされていた。
「……最近、進路とか、人間関係が複雑になってきて嫌。
私は皆がいればそれだけでいいのに」
クラスではほぼ発言せず、クールに本を読んでいる。
本の種類は多岐に渡るが、歴史系など好む。
周囲では大和と付き合っているのではと思われている。
元々地元で育っていた京は中学時代に隣の県の学校に
親の都合で転校していって、そして時は流れ
川神学園で寮生として合流してきた。
彼女の小学生時代などを知る者は
「やせていた女の子があんな綺麗になるとはね」(2-C 鶴本君)
「昔いじめてた分…今目を合わすのが怖い」(2-B 広島さん)
「見事な成長を遂げたと思う。たいしたヤツだ」(2-A 佐助君)
など目を見張っている。
そもそも風間ファミリーは
風間翔一 直江大和 岡本一子(後の川神一子)の3人組からはじまる。
↓
力自慢の島津岳人と彼の友達の師岡卓也が加入
↓
川神百代が用心棒として加入。以後、居心地の良さに居座る
↓
椎名京がイジメより助け出され加入
↓
現在クリスと由紀江が加入
に到っているので京は7人目の仲間となる。
意外と新らしい方の部類ではあるのだが、
誰よりも仲間との繋がりを尊重している。
隣の県に引っ越した時に毎週週末に必ず遊びに来ている時点で
どれだけその空間を重視しているかが分かる。